2014年 10月 05日
「陶と暮らし。」に込めた思い。 |
「陶と暮らし。」というイベントを開催するにあたり、我々実行委員会とデザイン事務所「TRUNK」のデザイナー達とで、たくさん話し合いをしました。
そして、会場に足を運んで頂くお客様に、「こういうメッセージを届けたい」、という思いをリーフレットに込めました。
そのメッセージが、リーフレットの内側の文章です。
デザイナーの笹目亮太郎氏による文章をご紹介します。
「 ここ笠間では、昔も今もたくさんの作り手がうつわをつくり、人々はそれを暮らしの中 で使っています。
昔ながらの暮らし。そして今の暮らし。それをつなぐ、手づくりのある暮らし。
「陶と暮らし。」はそんな笠間の作りてたちのさまざまな作品を見ることのできるクラ フト市です。
人気作家のモダンなうつわから、笠間最高齢作家(92歳!)のつくる、味わい深いうつ わまで、個性豊かなうつわたちが一堂に会します。
若い作家のうつわにも、ベテランのうつわにも笠間の暮らしは息づいています。
それは言葉にはできないけれど、かたちになって現れている。そういうものかもしれませ ん。
そんな笠間の「手づくりのある暮らし」を探しに「陶と暮らし。」に来ませんか?
初めて出会う名前を知らなかった作家のテントや、世代の違う作家のうつわ、そしてお目 当ての作家のうつわに、新しい発見があるかもしれません。
さまざまな世代の「つくる人」と、さまざまな世代の「つかう人」が出会う場所。
「陶と暮らし。」はそんな懐の深いクラフト市でありたいと思っています。
どうぞ、気の合うお友達と、親や子どもと、そしておじいちゃんおばあちゃんと、ご一緒 にぜひ、笠間にいらしてください。」
皆様のおいでを、心よりお待ちしています。
by kasamayakifair
| 2014-10-05 11:10
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